なくてはならないもの

野沢菜2

野沢菜漬けの季節
11月に入るとそこここの野菜直売所店頭に野沢菜の束がお目見えし
1束400~500円前後(4~5kg)で売られます
野沢菜が並び出すと気もソワソワ・・ いつ漬けようか・・

でも 野沢菜は霜にあたった方が軟らかく甘さも増し
味も変わりにくいので あまり焦って早い時期には漬けず
時期や天候を見計らって漬けるのが一般的
今年は12月1日に漬けました

漬け方や材料は各家庭で秘伝の奥義があり(ちょっと大げさ・・)
柿やりんごの干した皮を入れるお宅も
同じ野沢菜漬なのに一つとして同じ味がありません

野沢菜を漬けるというこの大事な年中行事において
24年前嫁いできたCがびっくりしたこと
それは・・・
野沢菜は男性が漬けるもの  えぇっ(゚o゚;;
地域性なのか小林家だけなのか夫母の陰謀なのか・・
(よそのお宅は未確認)

<延ちゃん漬け>材料  
野沢菜 ・・・・・・・・・・ 約30kg
野沢菜漬の素・・・・・・・1箱
塩 ・・・・・・・・・・・・約1~1.2kg
酢・・・・・・・・・・・・・500~600cc
日本酒 ・・・・・・・・・600~700cc
(今はCが漬けていますがレシピは延平オーナーのもの)

ポイントは酢と日本酒!!
美味しいことはもちろん 味が変わりません
(ちなみに延平オーナーはお酒が弱いです)

そして・・・
漬けてから1週間位の浅漬野沢菜の味ときたらもう最高!
3~4ヶ月経った古漬けも又格別!
塩抜きして油炒りした野沢菜これまた又絶品!

信州人にとって野沢菜とは 技あり 歴史あり 思い出あり
単にお茶請けとして済ますことのできない
本当になくてはならない大事なものなのです

野沢菜
:アブラナ科 2年草
学名: Brassica rapa L. var. hakabura.
別名:信州菜

野沢菜 野沢菜漬の素

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>