11月1日 午前1時38分
延平オーナーが人生の幕を下ろしました
92歳 開拓者魂を胸に、大好きな花に晩年の27年を捧げた生涯でした
以下、私事で恐縮ですが・・(長文お許しください)
20歳 戦後開拓で南が原に入植以降、豆、さとう大根、ジャガイモ、酪農等
家族を養うため身を粉にして昼夜働いたオーナー
40歳頃からは高原野菜に切り替え、信州小諸産のおいしい野菜を
全国に届けました
66歳 ラベンダーの姿と香りに魅せられ、ハーブ園を開園
昼間は庭造りに、夜は園芸本を片手に研鑽を積む日々を過ごしました
80歳を過ぎてからは、誤嚥性肺炎で亡くなるまで
最愛の妻の死、病気も、胆のう炎、大腸がん(ストーマ造設)
心臓ペースメーカー植込
89歳 脳梗塞発症(左半身マヒ)
91歳 大腿骨骨折
いずれの時も1~3ヶ月間のリハビリを頑張り再起、
ラクーターに4本足の杖も乗せハーブ園に出ていました(トップ画像)
92歳 9月6日誤嚥性肺炎で入院 10月17日退院
2019年 開園25周年を迎えた今年
オーナーが寄せてくれた文です
<ラベンダーに癒され25年>
ハーブやバラ、ラベンダーとともに歩んだ年月
雨の日も風の日もガーデン作業に勤しむオーナーの姿がありました
オーナーが植えたサトウカエデや杜仲の木は見上げるほどの大木に成長し
植えられている植物一つ一つに愛情と情熱を注ぎました
どうかオーナー 見守っていてくださいね・・
オーナーの生き様胸に刻みました
たくさんの教えと優しさをありがとうございました
ハーブ園に伺うといつも「ありがとう」と延平さんに迎えていただきました。
たくさんの元気を延平さんのハーブ園からいただきました。ありがとうございました。
来春には延平さんのラベンダーもばらも今まで以上に素晴らしい花を咲かせてくれると思います。
楽しみにしております。
操さん お言葉を寄せて頂きありがとうございます
今日は延平オーナーの誕生日
紅葉がきれいなこの時期はいつもシーズンを終えた安堵感と来年の構想を練るべく
園芸本とにらめっこのオーナーでした・・
オーナーが私たちに内緒で植えてあったサトウカエデや杜仲、マロニエは今や見上げるほどの大木に成長し、ひとつひとつの植物におしみなく愛情を注いでいたオーナー
このオーナーの宝物と共に私達もまた時を刻んでいきたいと思います
これからも応援よろしくお願いいたします