れんが色のガーデンにひときわ目立つ鮮やかな黄緑色の<大王松>
【分類】マツ科/マツ属 常緑針葉/高木
【学名】Pinus palustris
北アメリカ原産で大きく長い葉を持つ三葉松、樹高は20~30mになり
その立派な姿からダイオウショウと呼ばれます
松本城の大王松に一目ぼれした故延平オーナーが15年前に植栽
現在3mに成長しています
当農場には、ハーブ園開園前から植えられていた五葉松、赤松、黒松があります
風雪に耐えどっしりと構えているこれら松の姿に癒される今日この頃
小諸図書館で見つけた本の抜粋です
■ 神様が降り立つ縁起のよい木 マツ ■ マツの絵本 福田健二著より
お正月になると、新しい年の神様を「歳神さま」をお迎えする飾りとして門松が立てられます。
歳神様は門松を目印にその家を訪れ、その年が息災であるよう邪気を払ってくれるのです。
神さまが降り立つものを「依り代」よりしろと言います。
マツは古くからの依り代の木として考えられ特別な木とされてきました。
四季を通して青々と緑をたたえ、荒れ地にも力強く生える姿に、昔の人々は、並々ならぬ力、
神さまの降り立つ様子を感じたのかもしれません。
マツは、縁起が良く高貴な木として、能や歌舞伎の舞台を飾り、華道、家紋等、日本の文化の中に 様々に取り入れられて来ました。
江戸時代の本草学者貝原益軒は“花譜”という本の中で、
「松は百木の長なり。衆木に優れて千年の齢を保ち、霜雪をおかし、日常常に緑なり・・」
今年も良い年でありますように。。